涙

涙とはどういう時に出るのか。

悲しいとき？嬉しいとき？悔しいとき？寂しいとき？怒ったとき？

私の場合、とりわけ最近だと感動したときに涙を流すことが多いです。心揺さぶられる瞬間といいますか。

まあ平凡な特に何も起きない毎日の中で、そういう場面に出会うことってなかなか無いものですよね。

でもふとしたタイミングで、自分の意思とは関わらず、ごく自然に「あれ、自分泣いてる」みたいな経験が、ここ数年で増えた気がするんです。

一番最近泣いたの、思い出してみると、昨日観た「リップヴァンウィンクルの花嫁」。

「リップヴァンウィンクルの花嫁」は過去に一度観ていてそのときも同じシーンで泣いたような気がするんですが、ナナミとマシロが出会ってからのあのキラキラ、ウェディングドレスあたりはもう、美しすぎて涙ポロポロ、、本当に、あの二人の幸せのまぶしさが、私にはもう「限界」でした（観たことある人ならわかるはず）。なにも難しい事は考えず、ただ愛がそこには存在していること、彼女らの真実の世界。Coccoの歌声が聴けるという点も、この映画を好きな理由です。

美しいものには単純に心を揺さぶられると思うし、それが大きければ大きいほど涙も出てくると思う。少なくとも最近の私は。

それは特に、映画を観ていたり文章を読んでいたり音楽を聴いていたりと、何かしら自分以外の誰かが創ったモノに感化されている。のか、、

心の豊かさって生きていくうえで当然必要だと思っていて、それは自分の為だけじゃなくて、他者への思いやりやそれこそ愛にも還元されていくものではないかと。

悲しいときや寂しいとき、悔しいときは私割と泣かないかもな～、極力自分のなかでだけで消化しようとするから、少なくとも他の誰かの前で泣くことはあんまり無い気がする。あと、家族の前では絶対泣かないって決めてるの、これはマイルール。

あ、必ず泣くやつ思い出した、かりゆし58の「アンマー」！あれ聴いて泣かなかったこと一回も無い、本気で。母親をうたっている曲なんだけど、歌詞が胸に刺さる刺さる。もともと親子系の感動映画とかには弱いんだけど、この曲はホント毎回泣く。もちろんお母さんを想いながら。

こうして私の涙のきっかけを考えてみたけど、まあなんともまとまらない感じになってしまった。でも確実に言えるのは、昔より涙腺がゆるくなってること（笑）。マイルールが崩れちゃうよ～

でも泣くことって決して悪いことじゃないからさ。自分の気持ちに正直に生きたいよね～って思うよつくづく！

（次の日のバイトが憂鬱で深夜号泣したことあるのは内緒な私）